指導医による精密根管治療
日本顕微鏡歯科学会指導医による、精密根管治療
精密根管治療は、顕微鏡の使用や高度な技術を必要とするため、歯科医師の専門的な研修や経験が求められます。
また、患者への説明やコミュニケーションも重要であり、治療の過程や予後について理解し、協力することが求められます。
当院では、日本顕微鏡歯科学会指導医の資格を持つ経験豊富な歯科医師による治療を行っております。
患者さまのご要望をしっかりと聞きながら、どのような治療法が最適かアドバイスさせていただきますので、お悩みの方はまずは一度ご相談にいらしてください。
日本顕微鏡歯科学会指導医とは?
日本顕微鏡歯科学会とは歯科用マイクロスコープを使う歯科医療関係者の学会で、2023現在2000名程度の学会員がおります。
マイクロスコープを使用することで、歯科医師は高倍率で歯や口腔内の微細な構造を観察し、より正確かつ精密な治療を行うことができます。
日本顕微鏡歯科学会には認定医制度が設けられており、取得する為には実際の記録した治療動画を提出し口頭試問や筆記試験をクリアする必要があり、難易度の高い資格とされています。
当院副院長は、認定医の更に上の最上位資格である指導医を取得しており、歯内療法や顕微鏡歯科治療分野で歯科医療関係者向けに多くの執筆また講演の実績があり、若手歯科医師の指導、育成にも力を注いでおります。
日本顕微鏡歯科学会指導医だから、できること
私は、「指導医」の診療のメリットは、なによりも「正しい診断」ができることであると考えています。
例えば、現在の歯科医療技術において「治せる歯」と、「治せない歯」の区別が的確にできること。
最近では、なるべく歯を残したいとご希望されていらっしゃる患者さんも非常に多くなってきましたが、場合によっては、その歯を残すことで周りの歯や周辺組織に悪影響を及ぼしてしまうという事もございます。
もちろん、私は指導医の資格を持っておりますので、他の歯医者で抜歯が必要と判断されてしまったような難しいケースでも、残せる場合は多々あります。
ですが、中には、少なくとも現在の歯科医療技術では、残すことが得策ではないケースも多々あるのです。
そのような場合、私は指導医としての立場から、現在の歯科医療技術で対応できる最良の治療をお伝えするようにしております。
「現在通院している医院で抜歯が必要といわれたけど、抜きたくない」と悩まれている方も、どのような治療法・選択肢があるのか、それぞれのメリットデメリットは何か、しっかりとご説明させていただきますので、まずはご相談にいらしていただければと思います。
精密根管治療、精密外科的歯内療法(自費治療)とは?
精密根管治療
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して行われます。
高倍率の顕微鏡を使用することで、歯の根管内部の微細な構造や病変部をより詳細に観察し、より精密な治療を行います。
成功率
抜髄(初めて神経を取るとき):約90%以上
感染根管治療(初回):約80%以上
*日本における根管治療の成功率は30〜50%というデータからみると高い数字となっています。
治療の進行方法
デンタルまたCT撮影また各種必要な資料採取を致します。
歯科用顕微鏡も使用するため、より詳細な観察と処置が可能です。
微細な根管の形態を把握し、複雑な構造や微小な根管分岐を治療することができます。
精密根管治療後に予後不良な場合は場合により外科的歯内療法へと移行します。当院の施術医はその術式に相当の経験を持っております。マイクロスコープをもちろん併用します。
治療の回数
精密根管治療にかかる回数は術前資料どりを除き1回〜3回程度で終わります。(2022年精密根管治療 平均来院回数 約2.3回)
また、1回の治療時間の目安は1時間程度となっております。
多くの回数をかければ良くなるわけではありません。より短い回数での治療は患者利益にもなると思いますしその為にさまざまな企業努力をしております。